あらすじ
作品データ
- 製作年/製作国/上映時間:2019年/アメリカ/142分
- 監督:J・J・エイブラムス
- 脚本:J・J・エイブラムス/クリス・テリオ
- 音楽:ジョン・ウィリアムズ
- キャスト:デイジー・リドリー/アダム・ドライバー/ジョン・ボイエガ/オスカー・アイザック
レビュー
”遠い昔、はるかかなたの銀河で、、、”
とうとう「スター・ウォーズ」完結です。
レイをメインキャラクターとした前作・前々作に、残念ながらあまりはまれなかったけど、シリーズ全作劇場で観ているので、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』もちゃんと劇場で観ることに。
こんな伝説的な作品を終わらせるんだから、どんなに良い出来でもファンからは相当な不満がでるであろうことは免れないんだけど、さあ!その出来はどうだんでしょうか(^^)
ああ~、全部終わっちゃいました。
さぞかしド派手なお祭り騒ぎのラストシーンを予想していたので、思いがけず涙しそうになってしまった。
劇場で長いエンドロール中も、ほとんど退席する人もおらず、みんなラストをしみじみと感じているんだと思い込み、私は一人エンドクレジットでハリソン・フォードを見落としてしまったことを後悔しながらも、同じように感慨に浸り上から下に流れる字幕を追っていた。
ただ場内の明かりがついてまず思ったことは、「んん~、微妙~」。
多分シリーズのラストを飾るということで、最初の3部作の中のいろんなシーンを想起させるというか、なぞってるとしか思えない場面の連続で、ファンとしてはニヤリとするところもあるが、目新しさがほとんどなかった。
CGの技術は格段に上がっていて、しかも同じようにやってるのに、なんでこんなに盛り上がらないのかを見終わった後もずっと考えてしまった。
まったくワクワクさせてくれないストーリーもさることながら、たどり着いた先は、やっぱりキャラクターの魅力かな。
今シリーズでは、このキャラクターが好きっていうか、想いを寄せる魅力的な登場人物が不思議なほど全くいないんだよね。
新しいキャラクターに加え、ハン・ソロやルークまでも輝きがくすんじゃってるし、R2-D2やC-3POの扱いも雑だよ。
いやいや、これから観ようと思っている方もいる中で、文句ばっかり書きつづるのもダサいので、もっと良かったところを思いだそう(^^)
そうそう、予告編でレイとカイロ・レンが協力して何かを破壊するシーンがあるんだけど、あれねえ全然違う意味のシーンだったよ・・・。
ええ、あとはちょっと今は浮かばないかな・・・(^^;)
あっ、一人だけ印象に残ったキャラクターがいたいた。
ポーと昔一緒に運び屋をやっていた彼女?の、ゾーリ・ブリスっていうフルフェイスのメットをかぶった女性なんだけど、ポーとのやりとりが絶妙で、もっといろんなエピソードで膨らませて欲しかったかな。
やはり私の中では、スター・ウォーズとは劇場公開第一作目となる「スター・ウォーズ/新たなる希望」であり、一番大好きな作品。
あの宇宙へと旅立つ若者の高揚感から、ラストのチューイが声高らかに吠える完璧な大団円まで、その全てが愛すべき作品です。
さあ、とりあえずまた第一作目から通しで観るか!
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