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映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』レビュー ★★★

出典元:https://www.amazon.co.jp/

あらすじ

 建築技師のマシコフは仕事から帰宅するなり、妻にパンとマカロニの買い物を頼まれる。
スーパーへやって来たマシコフに、ヴァイオリンを抱えた一人の青年が声をかける。

「あそこに自分のことを異星人だという人が・・・」

見ると街頭に汚らしい服装に裸足の男が立っていた。
男は番号設定が乱れて自分の星に帰れないと言う。

地球の番号さえ分かれば、瞬間移動装置で瞬時に家に帰れると、小さなおもちゃのようなものを二人に見せる。

話を信じないマシコフは、なにげにその装置のスイッチを押してしまう。
その瞬間マシコフと青年ゲデバンは、見たこともない砂漠のど真ん中に転送されてしまう・・・。

作品データ

  • 製作年/製作国/上映時間:1983年/ソ連/134分
  • 監督:ゲオルギー・ダネリア
  • 脚本:ゲオルギー・ダネリア/レヴァズ・ガブリアゼ
  • 音楽:ギヤ・カンチェリ
  • キャスト:スタニスラフ・リュブシン/レヴァン・ガブリアゼ/エフゲニー・レオーノフ/ユーリー・ヤコヴレフ

レビュー

 SF映画の傑作「惑星ソラリス」を生んだ旧ソ連の、驚きのSFカルトムービー『不思議惑星キン・ザ・ザ』を観る。

本作は世界中でカルト的ファンを生んだ作品なのだが、ジャケットの写真を見てもわかるように、87年のリオデジャネイロ国際映画祭の特別賞を受賞したとはとても思えない程の、多分しょうもないだろうオーラが大噴出している。

私もこのジャケット写真を見てスルーしていたが、ただ某サイトのレビューで高い評価を受けていたので、だまされたと思って観ることに。

出典元:https://www.amazon.co.jp/

 まず書いておきたいのは、このジャケットに写っているとぼけた二人が主人公じゃないので、安心してほしい(笑)

ついでにジャケット裏の写真の二人も違う。
ちゃんとした地球人の二人が主人公なのだ。

とにかく最初から最後まで転送された惑星キン・ザ・ザで出会うおかしな連中に振り回される、マシコフとゲデバンが気の毒やら可笑しいやら。

唐突に現れる「ク~」としか喋らないこの星の住人達のはちゃめちゃ振りに、最初は戸惑ってしまうが、次第にこのキテレツな世界に引き込まれてしまう。

この辺がカルトと呼ばれる所以なのか。

出典元:https://www.amazon.co.jp/

そんな中とんでもない事態に関わらず、平静を装っていたマシコフも次第に壊れていくが、それでも人間として誇りを失わない姿がかっこいい!

それに比べて最初好青年だったゲデバンは、だんだん強欲なこの星の住人に馴染んでいく。
それはまるでこの星が未来の地球の姿であるかのように。

 好き嫌いがはっきり分かれる映画だろうなあ。
っていうか、たぶんダメな人のほうが多いと思う(笑)

最高~!って言うほどのカルトムービーではないが、それでもこの不思議な映画に私は惹かれてしまう。
そしてよくこんなにもシュールな世界を創りだしたものだと感心してしまう。

次から次に二人が遭遇する不条理な展開は、最後まで飽きさせない。

そして最後まで観終わった人は、たぶんしばらく「ク~」とか「キュ~」とか言ってはまってしまってると思う(^^)
そう、それは私達ももう立派なギン・ザ・ザの住人なのだあ~、ク~!!

出典元:https://www.amazon.co.jp/

それからこの映画を観たすべての人に、その好奇心と勇気に拍手を送りたい、パチパチパチ

なお2013年に、本作をゲオルギー・ダネリア監督が自らアニメ化した『クー! キン・ザ・ザ』が公開され、あわせてこの作品が監督の遺作となりました。

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Amazon.co.jp: 不思議惑星キン・ザ・ザ(字幕版)を観る | Prime Video
妻に頼まれて街へ買い出しに出た建築家マシコフ、そこに「あのひとがヘンなことを言ってます」と学生ゲテバンが助けを求めてきた。浮浪者のような風態のは、自分は別の惑星からきた者で、自分の星に帰りたい、とふた...

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