監督『ノーラ・エフロン』おすすめ監督作品

1941年5月19日、アメリカ合衆国ニューヨーク州生まれ。

　ユダヤ系の両親フィービ＆ヘンリーはともに映画や舞台の脚本家チームに所属。

ビバリー・ヒルズに移住し、高校卒業後はマサチューセッツ州ウェルズリー大学で学び、在学中からCBSやニューズウィーク誌の雑用をバイトを始めている。

大学卒業後はニューヨーク・ポスト紙に入社すると、レポーターとして活動すると、68年にはフリーとなり、72年から2年間、エスクァイア誌にコラムやエッセーを連載し、74年からはシニア・エディターとなって連載記事をまとめたものなどを出版。

78年ローレンス・パコール主演のTVシリーズ「Perfect Gentleman」で脚本デビューを果たす。

さらに、マイク・ニコルズ監督作「シルクウッド」（83）で脚本を依頼され映画界へ進出すると、アカデミー脚本賞に初ノミネートされる。

ロブ・ライナー監督作「恋人たちの予感」（89）で再びアカデミー脚本賞にノミネートされ、「ディス・イズ・マイ・ライフ」（92）で監督デビュー。

この後、「幸福の選択」の脚色依頼を断って臨んだ監督・脚本「めぐり逢えたら」（93）が大ヒットとなり、3度目のアカデミー脚本賞候補となった。

続いて再びトム・ハンクスとメグ・ライアンと組んだ「ユー・ガット・メール」（98）も大ヒットを記録し、ハリウッドを代表するロマンチック・コメディの第一人者となる。

2012年6月26日、骨髄性白血病のため逝去。