映画『ユー・ガット・メール』レビュー ★★★★

出典元:https://www.amazon.co.jp/

あらすじ

 ニューヨークに暮らすキャスリーン(メグ・ライアン)は、この朝も恋人のフランクが仕事で出かけたのをしっかりと見届けると、急いでパソコンを立ち上げネットに接続する。
”ユー・ガット・メール”
キャスリーンはハンドルネーム ”NY152”からのメールを読み、「鉛筆の花束」というワードにうっとりする。

 一方同じニューヨークのアパートの一室で朝食をとっていたジョー・フォックス(トム・ハンクス)も、恋人のパトリシアが慌ただしく部屋から出て行くのを確認すると、さっそくパソコンの立ち上げ、愛犬のブリンクリーと一緒に画面を見つめる。
”ユー・ガット・メール”
ハンドルネーム ”ショップガール”からのメールを読み微笑むジョー。

お互い顔も素性も知らないキャスリーンとフランクは、メールを読み楽しい気分で仕事場へと向かう街の舗道で、偶然すれ違うもまったく気づかずに歩いて行く。

 ジョーはある街角の工事中の大きな建物の中に入ると、ケビンから建設に伴うトラブルの報告を受けながら、屋内の状況を見て回る。
二人はここアッパー・ウエストサイドで大型チェーン店”フォックス・ブック”をオープンすることで、古き良き街並みを守りたい住民から反対運動が起きるのではと心配をするが、ジョーはそれでも”最後には勝つ”と自信を見せる。

母から譲り受けた児童書の専門店「街角の店」のオーナーであるキャスリーンは、店の近くに”フォックス・ブック”が建設中だと知り、不安になるスタッフたちに向かって「大丈夫よ」と答えるが・・・。

作品データ

  • 製作年/製作国/上映時間:1998年/アメリカ/119分
  • 監督:ノーラ・エフロン
  • 脚本:ノーラ・エフロン/デリア・エフロン
  • 原作:ミクロス・ラズロ
  • 音楽:ジョージ・フェントン
  • キャスト:トム・ハンクスメグ・ライアン/グレッグ・キニア/パーカー・ポージー/ジーン・ステイプルトン

レビュー

 93年「めぐり逢えたら」のトム・ハンクスメグ・ライアンノーラ・エフロン監督が6年ぶりに再結集した、私の大好きなロマンチック・コメディ『ユー・ガット・メール』をBlu-rayにて鑑賞。

本作は40年にジェームズ・ステュアート主演で製作された「街角 桃色の店」のリメイク作品で、当時は文通によって恋に落ちる設定をメールに変更し、随所に同じシチュエーションで再現されているシーンも見物だ。

 偶然メル友となり、会ったこともないキャスリーンとジョーは次第に好意を抱いていくが、実はキャスリーンは母親から受け継いだ街角の絵本の店のオーナーで、ジョーはその店のそばに建設を予定してる大手のブックチェーン店オーナーの御曹司というライバル関係だった。

出版社のパーティで顔を合わすことになった二人は、相手を激しく罵り最悪の関係になってしまうが、お互い何も知らない二人は、そのことについてメールを交換し合い、ますます恋心を抱いていく。
そして運命の恋人と思っていた相手が、まさかの最悪の相手だったと分ったとき、キャスリーンとジョーの恋の行方は・・・。

 オープニングから早くもハッピーエンドを予感させる作品の明るさに、昔のハリウッド映画を髣髴とさせる、とってもロマンチックなラストシーンまで、とにかく見ている間ずっと楽しくて心地いいのだ(^^)

ニューヨークの何気ない街頭やお店までも、優しい色調に彩られ、総てのシーンから人の温もりを感じさせてくれる、ノーラ・エフロン監督の演出も見事。

そう、ごく普通の日常でかわされるたわいない会話や、ちょっとした出来事を切り取ることで感じる親近感もあわせて、見ている間ずっと幸せな気分に浸っているっていう状態なのだ。

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 ただ手紙からメールで会ったこともない人と交流出来るようになり、恋に発展していくというロマンチックさが、ネットでいとも簡単に出会うことができ、さらにそれによって犯罪などが起きてしまうような警戒してしまう現代からすると、遠い昔の出来事のようでちょっと悲しくなってしまうが。

それでも相手を想う優しい気持ちを素直に言葉にすることの憧れや、純粋に惹かれ合う無邪気さで恋を育んでいく姿は、やはりどこまでもロマンチックで、何度観ても見終わった後に感じる幸せのときめきは色あせない素敵な作品です。

そしてやはりキャスティングが素晴らしく、トム・ハンクスとメグ・ライアンの、撮影を離れてもずっと仲良く喋ってそうな、抜群の相性のよさを感じさせる、二人が醸し出す優しい空気感が、作品を大いに盛り上げている。

特にやはりこの頃のメグ・ライアンが抜群に可愛くて、コロコロと変わるキュートな表情に、知的なたたずまいも美しい(^^)
そんなメグ・ライアン演じるキャスリーンが、最後にジョーに掛けるセリフの、なんて素敵なことか。
ときめき度MAXです!

 他にもそれぞれの元のパートナーを演じた、パトリシア役のパーカー・ポージーとフランク役のグレッグ・キニアが、クセのあるキャラクターを絶妙にスパイスをきかせて演じ笑わせてくれる。

 本作が「桃色の店」という作品のリメイクだということは、見終わった後映像特典で知ったんだけど、どうりで古き良きハリウッドのロマンス映画風の音楽を使ったり、ラストに“THE END”なんて出てたりしたけど、あえてそういう作風に作られたんだと納得する。

名シーンでもある、お店で初めて待ち合わせするシーンとか、病気のアリをジャックが見舞いに行くというシーンも、ほとんど一緒だった。

なにより当時はメールではなく、手紙でやり取りするんだけど、そんな昔からまだ見ぬ相手に、文章だけで恋してしまうっていう、ロマンチックな作品があったということが驚きだな。

Blu-rayの特典映像について

 製作の裏話として、公開から10年を経てトム・ハンクスにメグ・ライアン、ノーラ・エフロン監督が仲良くソファーに座って、当時の撮影時のことを楽しく振り返ってる貴重な映像が収録されています。

その中にメイキングシーンもあり、撮影中カメラが回っていないときもトムとメグは仲良くずっとおしゃべりしてるというシーンも観れます(^^)

またニューヨーク アッパーウェストサイドのロケ地となった、実際にあるホット・ドック屋さんとかカフェや公園などを紹介している映像も収録されています。

 あとミュージック・クリップとして、キャロル・キングの「Anyone at All」のミュージックビデオがあり、見た後すぐにTunesでダウンロードしようと思ったら、いくら探してもないんですよね、なんで?

仕方なくAmazonで中古250円のオリジナル・サウンドトラックを注文してしまう。
一応再生には問題が無いと書いてあるが、まだ来てないので聞けてないけど、ちょっと不安(^^;)

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名前も知らないメル友同士の大手書店チェーンの経営者と小さな絵本の店のオーナーが、パソコン越しに恋心を抱いていく。ところがふたりはビジネスで激しく対立するライバル同士だった。メールが届いたら、あなたはも...

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