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監督『セドリック・クラピッシュ』おすすめ監督作品

出典元:https://www.amazon.co.jp/
セドリック・クラピッシュ

 1961年、パリ生まれ。

両親は、父が物理学者で、母が精神分析学者。

フランス人でニューヨーク大学映画学科出身という変わったキャリアが有名だが、これはフランスの映画学校は何度受けても入れず、それも口頭試験で好きでもないフランスの監督を好きだと言わされるのを拒んだため。

他のフランス映画にはあまりないユーモアのセンスは、このニューヨークで培われたんでしょうね。

 1992年の初長編映画『百貨店大百科』で注目される。

続いて1996年の『猫が行方不明』で評論家たちから絶賛され、ベルリン国際映画祭の映画批評家協会賞を見事受賞する。

また同時進行で製作された『家族の気分』は、フランスで観客動員数230万人という大ヒットとなる。

 フランス映画は人になかなか薦められないが、クラピッシュだけは別。

自身も必ず自作のどこかでワンショットだけユーモラスに出演している。

セドリック・クラピッシュ 監督映画 おすすめ5選

私の独断と偏見で、セドリック・クラピッシュ監督のおすすめ作品を選んでみました。

クラピッシュが初めて注目された監督作『百貨店大百科』は、いまだにBlu-ray化されておらず、中古品のDVDに至ってはとんでもない価格で販売されているので、実はいまだに観れていない。

観れていたらたぶんこの5選の中に入ってくると思うので、メーカーさん、早く発売してください(^^)

猫が行方不明

 メイクアップ・アーティストのクロエは、ヴァカンスの間に預けておいた猫が帰ってくると行方不明になっていた。
預かってくれていたマダム・ルネをはじめ、ご近所の女性達を巻き込んで、街中を探して歩くクロエ。
今まで知らなかったご近所さん達との出会いにより、猫を探しているはずが、いつしか行方不明になった自分の生き方について考えることに。

フランスで大ヒットとなった、パリに生きる女性達を生き生きと、時にユーモラスに描いたお気に入りの作品です。

家族の気分

 毎週金曜日に、父の遺したカフェ<静かなる父>に集うメナール一家。

次男の妻の誕生日を祝う楽しい場になるはずが、次第にお互いが日頃抱いていたうっぷんをぶつけ合う、激しい内輪もめの様相を呈していく。

家族という一番近くて、一番親しくも煩わしい関係の中、あることをきっかけに本音をぶつけ合うが一家を、コミカルに優しい眼差しで描く、クラピッシュの大ヒット作品。

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