
あらすじ
精神科医テス(ジェイミー・リー・カーティス)は二人子供を持つシングルマザー。
恋に仕事にと完璧にこなしているんだけど、一つだけ問題があった。
それは娘のアンナ(リンジー・ローハン)と向き合えばいつも喧嘩してしまうこと。
アンナは勉強よりもロックに夢中、そんな娘を理解できないママはいつも小言。
そんなある日、家族で行ったチャイニーズ・レストランでとんでもないことが!
あいも変わらずまた喧嘩を始めてしまう二人に、店の人が仲直りのためにと出してくれたフォーチュン・クッキーを食べたとたん、なんと母と娘の体が入れ替わってしまった!!
作品データ
- 製作年/製作国/上映時間:2003年/アメリカ/97分
- 監督:マーク・ウォーターズ
- 脚本:ヘザー・ハッチ/レスリー・ディクソン
- 音楽:ロフト・ケント
- キャスト:ジェイミー・リー・カーティス・リンジー・ローハン/マーク・ハーモン/ハロルド・グールド/チャド・マイケル・マーレイ
レビュー
ディズニーお得意のハートフル・ファンタジー作品。
邦画でも体が入れ替わるって映画があったけど、入れ替わることでお互いが相手のことを理解し、自分を見つめなおすことに。
本作もまさしくそんな映画だけど、全体的にちょっと子供向けであり、展開が甘いため大人が観賞するにはちょっと物足りないかな。
それでも主演のジェイミー・リー・カーティスと、本作で人気となった子役リンジー・ローハンの二人がとってもキュートで、この二人のドタバタをただ見てるだけで楽しくなってくる(^^)
この二人のキャスティングについては抜群の相性で良かったんじゃないかな。
ただ、物語がママに乗り移った娘の方にばかり目が向けられており、視点が一方的だったため、いまひとつ盛り上がらない。
あと少しで傑作にもなったかもしれない雰囲気はあったんだけど、惜しいですねえ。
それでも全米1億ドル突破の大ヒット作品で、他の方たちのレビューもかなり良く、観終わった後はハートフルな気分になれます。
なによりこの主演の二人は、DVDの特典にそんなシーンがありましたが、演技を離れての仲の良さが伺え、画面から好印象が伝わってくる。
特にリンジー・ローハンの可愛さは大注目で、この映画で初めて観たのですが、とびっきりの美人でもないけど、この明るさは将来性大で次回作が気になったが、翌年公開の「ミーン・ガールズ」もヒットし、順調にキャリアを積んでいくことに。
ただねえ、その後アルコール依存症になり、やはり子役は売れると道を踏み外してしまうんだよねえ(^^;)
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