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監督『ジョン・カーペンター』おすすめ監督作品

出典元:https://www.amazon.co.jp/
ジョン・カーペンター

 1948年1月16日 ケンタッキー州ポーリンググリーン生まれ。

 4歳のときに見た、後に自身でリメイクすることになる「遊星よりの物体X」を原点として、デビュー以来SFとホラーにこだわり、独特のB級テイストで描かれる作品は多くの熱狂的ファンを生む。

もちろん私も大ファンであり、変わらないB級テイストはもはや快感の域に。

すべての作品に言えることだけど、カーペンター監督作は、とにかくオープニングから何かを予感させる導入部が秀逸で、ぐいぐいと引き込まれていく。

長編のデビュー作となった1974年「ダークスター」は、以降のSF作品に多大な影響を与えるカルト作品に。

続いて1978年のホラー作品「ハロウィン」は、低予算ながら独特の不気味演出で大ヒットとなり、一流監督の仲間入りを果たす。

80年代、90年代を中心に素晴らしい作品を立て続けに発表しましたが、そのなかでも一番好きな作品は、やはり「遊星からの物体X」。

もう好きすぎて何回観たことか(^^)

あと「ハロウィン」や「ニューヨーク1997」など、メインタイトルは自身で作曲するという多才ぶりもみせてくれます。

単調なリズムを刻むメロディはいつまでも耳に残り、作品をおおいに盛り上げています。

最近よく「ザ・フォッグ」や「ハロウィン」とリメイクされていますが、どんなに映像技術が進歩してもオリジナルには遠く及ばないですね。

それより早く新作が発表されてほしいです。

ジョン・カーペンター 監督映画 おすすめ5選

 私の独断と偏見で、ジョン・カーペンター監督のおすすめ作品を選んでみました。

80年代のヒット作は、私が一番映画にはまっていた時期で、カーペンター作品はその中心だったこともあり、ほぼ劇場で鑑賞しています。

やはりカート・ラッセルとの相性が抜群によくて、このコンビの作品がたまらないです。

ちなみにずいぶん昔、最初に買ったレーザーディスクが「ザ・フォッグ」だったので、この5本には入れてないけど、大好きな思い入れの深い作品です。

ニューヨーク1997

 近未来のニューヨーク、増え続ける犯罪発生率により、マンハッタン島は囚人300万人を収監する強大な監獄となっていた。

周囲は総て高い壁で囲まれ、看守もいない無法地帯と化したこの島に、ある夜大統領専用機がテロリストにより墜落させられる。

刑務所長ボブ・ホーク(リーヴァン・クリーフ)は、伝説の犯罪の帝王スネーク・プリスキン(カート・ラッセル)に、罪状のすべての赦免と引き換えに、大統領の24時間以内の救出を命じる。

マンハッタン島をまるごと刑務所にするという驚きの設定と、スリリングな展開でたたみかける近未来SF作品として、カーペンターが注目されたカルトムービー。

遊星からの物体X

 極寒の南極にあるアメリカ観測基地に、ある日一匹の犬が別の観測所のヘリコプターから狙撃されながら逃げてくる。

ノルウェーの観測基地のヘリコプターだと分ったが、銃を隊員にまで乱射する男を射殺する。

逃げてきた犬を、観測基地内で保護することになるが、犬小屋に入れられた犬は、他の犬を取り込んで同化すると、見たこともないモンスターに変貌する。

その犬の体の中には、宇宙から飛来し10万年以上も氷の中に閉じ込められていた物体が潜んでいた。

氷に閉ざされた逃げ場のない空間で、隊員になりすまして増殖していく物体と人間の闘いを、サスペンスフルに演出するカーペンター監督の、大人気カルト作品。

おぞましいモンスター達を創り出した特殊メイクアップのロブ・ボッティンの、悪夢のようなSFXが素晴らしい。

スターマン

 打ち上げられたボイジャー2号の、地球への招待のメッセージを受けてやってきた宇宙船が、戦闘機により撃墜されたことで、脱出した生命体はある地球人に変身し、3日後にやってくる迎えの宇宙船とのランデブーの場所へ、夫を事故で亡くしたばかりのジェニーと一緒に向かう。

その変身した人間というのは、スコットの髪の毛のDNAから再生した、スコットそのものだった。

宇宙人と地球人という二人の間に、やがて奇跡のような愛が芽生えていく・・・。

カーペンター作品としては異色のファンタジー作品であり、まさかのホラーの要素も全くない素敵な作品です。

ゼイリブ

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マウス・オブ・マッドネス

 保険の特別調査員ジョン・トレント(サム・ニール)の下に、出版社の社長から二か月前に消えた人気ホラー作家サター・ケーンの調査を依頼される。

手がかりを得るために、初めてサター・ケーンの本を手にし、取り憑かれたように読み続けたトレントは、次第に終わりのない悪夢のような迷路に入り込んでいく・・・。

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